小泉防衛相秋田県などでクマによる人身被害が相次いでいる。小泉進次郎防衛相は10月28日、秋田県の鈴木健太郎知事が駆除のために「自衛隊派遣」を要請したことを受け、通常の国防や訓練などに支障がない範囲で対応すべき意向を示した。今年の秋田県内のクマによる人身被害は27日午前11時現在、47件で2人が死亡、52人が重軽傷を負っている。過去最悪だった23年と同じペースで推移し、県民の生活に大きな支障が出ている。鈴木知事は、これを異常事態とし「自衛隊の力を借りなければ国民の生命が守れない」と防衛省に自衛派遣を要請し、銃を使用しない「箱罠設置などの捕獲駆除のサポート」を求めた。小泉防衛相は記者会見で「有害鳥獣対策については、防衛省自衛隊はこれまでも地方自治体からの協力要請に基づき、任務遂行上支障のない範囲で必要な協力を行っており、具体的には『自衛隊法第百条』に基づいて、捕獲した鳥獣の輸送支援を実施したなどの実績がある」と説明。その上で「本日これから、鈴木知事からツキノワグマによる被害防止対策への支援にかかる緊急要望を私が直接お受けする予定だが、いただいた要望の内容に基づいて、国民の命と平和な暮らしが脅かされている状況に何ができるのか速やかに検討し、できることから進めていきたい」と述べた。その上で「自衛隊は何でも屋ではない」とも述べ、通常の国防や訓練などに支障がない範囲で対応すべきだとの意向を示した。「鈴木知事からも駆除を自衛隊にやってほしいということではなく、駆除に伴う負担が相当現場の疲弊につながっていることを踏まえ、やむにやまれず自衛隊にという思いだと伺っている」とも述べ、対応を迅速に検討する方針を示した。【関連記事】クマ被害対策に自衛隊派遣へRelated...【画像枠】小泉防衛相、クマ被害対策に「自衛隊派遣」へ。捕獲駆除の後方支援を「クマ」による死者数が過去最高に。「避け方・逃げ方・身の守り方」とは?河川敷に「熊」!国交省が実際の“映像”を複数公開⇨「マジかよ!」「怖」。岩手・盛岡の中心部に出没...クリックして全文を読む
Tuesday 28 October 2025
huffingtonpost - 7 hours ago
小泉防衛相、クマ被害対策に「自衛隊派遣」へ。捕獲駆除の後方支援を
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