米・カリフォルニア州サンタクルーズで、サーフボードに飛び乗るラッコが2年ぶりに出現し、話題となっています。かつて「オッター841」として知られた“サーフボード泥棒ラッコ”の再来か、新たな個体なのかは不明ですが、地元では注意喚起が強化されています。「オッター841」と呼ばれたラッコは2023年にサーファーのボードを奪う姿で注目を集め、モントレー湾水族館と州野生生物局が捕獲を試みましたが失敗。その後子どもを出産し、2024年5月を最後に姿を消しました。そして、2025年10月、再び複数の「ラッコによるボード強奪事件」が報告され、専門家の間では「841の再来、もしくは模倣個体の可能性」が指摘されています。The New York Timesは、841が野生に戻される前、人間に慣れないようマスクとポンチョを着けた職員に育てられたものの、すぐに人を恐れなくなったと報じています。サーファーを襲う行動は2021年から確認され、被害者の一人は「逃げようとしたがリーシュ(サーフボードとサーファーの足首をつなぐ紐)を噛み切られた」と証言しています。2025年10月にサンタクルーズの人気スポット「スチーマーレーン」で再び発生した「ラッコによるボード強奪事件」を受け、当局は「Aggressive Sea Otter(攻撃的なラッコ)」と書かれた警告看板を設置し、サーファーに注意を呼びかけています。現場を目撃した地元住民ナサン・サンティアゴさんは、「突然、ラッコが誰かのボードに飛び乗った。少し噛んでいたけどリラックスしていて大丈夫そうだった」と話しています。観光客のクリスティアン・ヴーロポスさんも「みんなが波を見ていると思ったら、ラッコだった。最高だった」と語りました。現時点では、このラッコが841「オッター841」かは確認されていませんが、“波乗りラッコ”は再び世界の注目を集めています。 【動画】攻撃的なラッコ!サーファーとサーフボードを奪い合う様子【あわせて読む】「ミスター・ターミネーター」と呼ばれた人気者の黒鳥、ほかの白鳥を襲う問題行動で強制退去Related...【動画】カリフォルニアのサーファーを襲うラッコ、2年ぶりの目撃。かつての悪名高き「オッター841」か?当局が注意喚起犬がリチウム電池をかじって火災に 監視カメラが一部始終を記録夕食の鍋に「ネズミのスパイス」!?保護猫ウェンディの“思いやり”が話題に(米・カリフォルニア州)...クリックして全文を読む
Tuesday 28 October 2025
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